eg(電気とガス)解答

『eg(電気とガス)』11月号の解答

みなさまこんにちは。
今月も『eg(電気とガス)』にRastiの問題が掲載されました。
今月の問題はWebサイトをどのように使いやすくするかを考える問題です。
秋の夜長、ぜひRastiの問題をといて、あなたの情報活用力をアップさせてみてください。

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Webサイトをリニューアルする時に必要なのは、利用者の視点にたつことです。 
このWebサイトを利用する人の視点にたって、選択肢を確認してみましょう。 

A.印象が残りやすいよう、フォントをよりポップな書体にする 
今回は「目当ての商品をより買いやすくするため」のリニューアルですので、利用者の印象を残りやすくすることの優先順位はあまり高くありません。 
また、このWebサイト上部のバナーでは、ポップな書体を利用しています。 
バナー以外の他の部分にもポップな書体を利用すると、どの部分を強調したいのか分からなくなり、読みにくくなるおそれがあります。 


B.欲しい商品をすぐ見つけられるよう、検索機能をつける 
このWebサイトを確認すると、全体的に情報が散乱しており、どこに情報があるか分かりづらく、 
目当ての情報までたどりつきにくい印象を受けます。 
例えばインテリアはどこを見ればいいのか、キッチン雑貨はどこを探せばいいのかといった内容が、この画像では分かりません。目当ての商品をすぐ見つけられるよう、検索機能があると便利ですね。 


C.一押し商品がよく分かるように、写真のサイズや商品の並べ方を工夫する 
このWebサイトでは、情報が並列にならんでいます。 
この状態では、どの商品が売れているのか、どの商品が一押しなのかよく分かりません。 
並べ方にアクセントをつけることで、利用者もどの商品が一押しなのかが分かり、目当ての商品を見つけやすくなります。 


D.ページ間の移動がしやすいように、ナビゲーションメニューをつける 
Bの項目でも言われたことですが、このWebサイトは全体的に情報が錯乱しています。 
検索機能だけでなく、目当ての商品のページにとびやすいように、ナビゲーションメニューがあると便利です。 


これらの情報を総合的に見ると、BCDはサイトの利便性を上げているのに対し、Aは変更の目的が明確ではありません。 
今回のリニューアルは、目当ての商品を買いやすくするために行なっているので、相対的に判断して、答えはAとなります。



いかがでしたか?
最近では、大企業だけでなく小さなお店も自前のWebサイトを持つ時代です。
Webサイトリニューアルの参考にしてくださいね。
では、またeg12月号でお会いしましょう!

「eg(電気とガス)(発行財団法人 経済産業調査会)」は、読み易い、わかりやすいをモットーに、egトレンド、エコー、エッセー等のタイムリーな情報を提供するほか、資料として、電力・ガス需給実績等を掲載したエネルギー情報誌です。
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