eg(電気とガス)解答

『eg(電気とガス)』2月号の解答

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今回は、社外文書を見やすく、分かりやすくするための方法について問う内容です。


まずは、社外文書の基本について確認しましょう。社外文書は、企業を代表して先方に送る文書です。用件をまとめるだけでなく、礼儀正しく丁寧な表現を使うことも大切です。


<社外文書の基本的なレイアウト>

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次に、それぞれの選択肢を確認しましょう。

A. 文書の右上に発信年月日を記載した方がよい。

文書がいつ作成されたものかを把握するためにも発信年月日は必要です。また、発信年月日は最初に記載し右に配置するのがルールです。よって、発信年月日を右上に記載することは、文書表現の方法として適切といえます。


B. 差出名は、代表取締役や営業部部長など責任者の氏名を記載した方がよい。

「受信者」が「営業部 部長」となっているため、「発信者」も(差出名)「営業部 部長」と対等な立場にする方が良いです。よって、差出名に責任者の氏名を記載することは、文書表現の方法として適切といえます。


C. 本文の始めに、あいさつ文を記載した方がよい。

「表題」のあと「主文」(本文)から始まっているため、「拝啓」などの「頭語」に続けて「前文」を記載したあと、「主文」を記載する方が良いです。よって、本文の始めにあいさつ文を記載することは、文書表現の方法として適切といえます。


D. 記書きの中に、別紙の会場の地図や会場レイアウトを記載した方がよい。

「記書き」は重要事項や注意点を箇条書きで記載するものです。会場の地図やレイアウトはスペースも多く利用することから、現状のように「別紙」に記載する方が良いです。よって、記書きの中に会場の地図や会場のレイアウトを記載することは、文書表現の方法として不適切といえます。


<アドバイスを反映した結果>

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よって、答えはDとなります。

「eg(電気とガス)(発行財団法人 経済産業調査会)」は、読み易い、わかりやすいをモットーに、egトレンド、エコー、エッセー等のタイムリーな情報を提供するほか、資料として、電力・ガス需給実績等を掲載したエネルギー情報誌です。
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