2018年9月25日
『eg(電気とガス)』9月号の解答
今回は、メールの内容を読み取り、不適切な部分を問う内容です。
まずは、メールの基本要素から確認しましょう。
次に、選択肢の内容を確認しましょう。
A. 宛先/CC/BCC欄
「宛先」欄には顧客の山中部長が指定されています。顧客の山中部長は内容を伝えたい相手であるため、適切です。
また、「CC」欄には同僚の佐竹さんが指定されています。同僚の佐竹さんはこのメールを送信する前に顧客の山中部長に見積書を送信しています。田中さんはそのメールの補足を送信しようとしており、佐竹さんはメールの内容に目を通しておいてもらいたい相手となるため、適切です。
「BCC」欄には、指定がありません。今回は「宛先」欄に指定した顧客の山中部長や「CC」欄に指定した同僚の佐竹さん以外にメールの内容を共有する人はいません。また、同僚の佐竹さんも以前に顧客の山中部長とメールのやり取りをしているため、アドレスなどの情報を非公開にする必要もありません。
以上のことから「宛先/CC/BCC」欄の指定は、適切といえます。
B. 標題欄
「標題」欄には「お問い合わせありがとうございます」が指定されています。「標題」欄にはメールの内容がひと目で分かるようなタイトルを書く必要がありますが、これだけでは何の問い合わせなのかが分からず、送信元の情報も記載が無いため、迷惑メールと判別される恐れもあります。
以上のことから「標題」欄は不適切といえます。正案としては「〇〇システムお問い合わせの件(〇×コーポレーション 開発部 田中)」などがあります。
C. メール本文
「メール本文」欄は、上図のように宛名→挨拶文→自分を名乗る→本題の順となっています。
よって「メール本文」欄は適切といえます。
D. 添付ファイル
「添付ファイル」欄には「(参考)〇〇システムの標準機能について.pdf」ファイルが指定されています。ファイルの容量は104KBということから、圧縮などの処理は不要です。
よって「添付ファイル」欄は適切といえます。
よって、答えはBとなります。
「eg(電気とガス)(発行:財団法人 経済産業調査会)」は、読み易い、わかりやすいをモットーに、egトレンド、エコー、エッセー等のタイムリーな情報を提供するほか、資料として、電力・ガス需給実績等を掲載したエネルギー情報誌です。
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